No.40「ウナギ+梅干し」はお腹を壊す!?
2020/09/03
ウナギと梅干を一緒に食べるとお腹を壊すから、一緒に食べない方がいいとよく言われますが、
これは果たして本当になのでしょうか?
これは昔から言われているものではありますが「迷信」というよりも、
昔の人たちの「教え」です。
ウナギと梅干を一緒に食べるとなぜお腹に悪いと言われるのかというと「食べ合わせ」が悪いからです。
他にも食べ合わせが悪い食べ物があります。
例えば「マスと梅」、「そばとナス」「天ぷらとスイカ」などですね。
食べ合わせが良くない・・・というのは、、簡単に言えば「相性が悪い」ということです。
この「食べ合わせ」というのは、古代中国に発明された陰陽道から生まれたもので、
江戸時代に最も盛んに信じられていました。
青い梅は毒がある・・・と言うことで、
大奥の誰かが誰かの子供を暗殺するために食べさせた・・・という説もありますね。
この話が本当かどうかはわりませんが、青い梅に毒があるかということはありません。
ただ、生梅の中には、腹痛を起こすせいぶんが含まれているのは確かな話。
その生梅をたまたまウナギと一緒に食べた人が腹痛を起こし
「ウナギと梅干は食べ合わせが悪い」という話が広まったのかもしれませんが、
実は科学的な根拠はないのです。
ウナギと梅干以外の物も科学的な根拠はないとされています。
食べ合わせによってお腹を壊すというには科学的な根拠がありませんが、
食べ合わせによっては健康に効果をもたらしてくれるというものはあります。
私達は毎日様々な食材を摂取していますが、
それは偏ったものを食べると栄養も偏るためで、
必然的に食材を摂取しなければなりません。
カルシウムをを多く含むものであったり、ビタミンCを多く含むものであったりと、
食材にはそれぞれ栄養素に特徴がありますよね。
「骨を丈夫にしたいからカルシウムを多く摂ろう」と考え、カルシウムを多く含む食材を摂取しょうとしますが、
カルシウムだけを一生懸命摂るのではなく、これにカルシウムの吸収を助けるビタミンDを多き含む食材も
摂取することによって、カルシウムをきちんと摂取することができるようになります。
◆ビタミン、ミネラルを摂取して「残暑、コロナ」を乗り切りましょう!!
◇「暑さ、コロナ」疲れは健整へ、