No.89 冬至
2021/12/21
厳しい寒冷の中にあっても健康的に過ごすことができることを心がけて!
と浴槽に「ゆず」を浮かべてつかるお風呂のことを「ゆず湯」と呼びます。
この「ゆず湯」には、素肌がスベスベの美肌効果があったり、冷え症やリウマチに効果があるとも言われています。
このような効能は、ゆずに含まれる精油の効能が影響しているもので、
この精油は代謝サイクルを活動的にして血液循環を促進してくれます。
それらの他にも、鎮痛、殺菌作用が作用して風邪も治療してくれるとも言われています。
「カボチャ」を食べて風邪の予防を!
カボチャは16世紀中ごろ、
ポルトガル船によってカンボジアから日本に伝わりましたが、この「カボチャ」と言う言い方は、
この時の伝来先の「カンボジア」に由来しているのです。
カボチャが広く拡散したのは江戸時代からだと言えますが、
風邪の予防において、冬至に食べる風習が根付いたのは江戸時代中期頃と考えられます。
その当時は冬になると食べる野菜がカボチャ以外ほとんど存在しなかったため、
この風習はこの頃から始まったものじゃないかと言われています。
また、カボチャの栄養成分の特色は、誰がなんといっても「カロチン」を数多く含んでいることです。
このカロチンは身体内でビタミンAに変容して肌や粘膜を丈夫にし、
感染症などに適した抵抗する力もつけてくれることになります。
冬至にカボチャを食べると風邪など引かないと呼ばれるのはそのためです。