No.26 7月です
2020/07/02
起承転結
線香花火
お祭りの季節となりました。お祭りと言えば、花火。
大空を彩る大花火も素敵ですが、風情のある「線香花火」もまた、夏を一層に演出します。
線香花火って、
どことなく最後のシメという感じがして寂しい気持ちにさせるものだという人もいますが、
線香花火にも「起承転結」があるということを知っていますか?
線香花火に火を灯すと、最初に赤く小さな火の玉ができます。
これが「牡丹」です。
そして、パパっと火花が飛び散り最盛期がやってきます。
これが「松葉」です。
そして火花が静かに長く散るのを「柳」と言い、
最後にポトっと玉が落ちる姿を「ちり菊」と呼びます。
外国産のものはあっさり火玉が落ちてしまうのに対して、
国産のものは芯の最後まで力強く燃え、きれいな柳やちり菊を見ることができます。
これほどノスタルジックな花火は世界中探し回っても線香花火くらいなものでしょう。
この夏は、この起承転結を思いながら線香花火をやってみてはいかがでしょうか?
◆今年の夏は「コロナ」の影響で、夏祭り、花火大会も中止が発表されています。
その分を線香花火で満足しませんか?? 誰でも簡単にできますよ!!
ちなみに「柏祭り」「手賀沼花火大会」は2020オリンピックで元々中止だったそうです!!