No.27 冷え性は、万病を招く?!
2020/07/10
現在、夏でも家電の普及(クーラー等)で冷え性の悩みを抱えている人はたくさんいると言われています。
「冷え性は治しましょう」という言葉を書籍を始め、医師なども口に出すのではないでしょうか?
「冷えは万病の元」と言われる理由を知っていますか?それは、体温が1℃低下すると、
免疫力が30%ダウンするからなのです。
また、免疫力が下がるだけではありません。ガン細胞が増えていってしまうのです。
では逆を考えてみましょう。体温が下がることによって免疫力が下がり、ガン細胞が増えてしまいますが、
体温が上がることによってどうなるかと言いますと、
免疫力が上がり、ガン細胞が減少すると言われています。
ちなみに、ガン細胞は35度で一番増殖し、39.3度以上で死滅することが最近の研究で判明されました。
一昔前の日本人の平均体温は、36.8度だったそうです。ですが、今では、高くて36.2度。
中には、35度台が平熱という人もいるようです。
それだけ体温が低い人が増えてきているということですね。
低体温の人が増えている理由は、家電品の普及やマイカーなどで筋肉運動が減少したこと、
冷房の普及、シャワーだけの入浴習慣の広がりなどが挙げられます。
1℃の体温低下で30%の免疫力が低下するということは、
ちょっとした疲れを感じてもすぐに発熱をしてしまうということになるでしょう。
低体温は病気を発症しやすい体になっているということです。
そのためにも、できる限り体温を上げられるような生活習慣を心がけたいものですね。
体温を上げるコツは、お風呂にゆっくりつかったり、冷たいものを飲まないようにすること。
女性の場合は、足元が冷えやすいので、デスクワークをしている人などは、
ブランケットなどを膝にかけて冷えを防止するようにしてください。